試料送付方法
■検査の種類と試料
検査には基本的に毛根を使用しますので検体は毛根を送付してください。 だたし、フリーマーチンの判定は血液キメラを検査するため血液を送付してください。
なお、 遺伝的不良形質の検査の試料は親子判定や遺伝的同一性検査に使用できます。 詳しくは遺伝検査部(027-269-2441もしくは027-269-2454)までお問い合わせ下さい。
■毛根の採取方法
尾根部から毛を10本ぐらいずつ、計30本ほど引き抜きます。
採取部のブラシがけを十分にした後に引き抜いて下さい。
注意!
汚れた試料や、自然に抜け落ちたような試料では正確な結果を出すのは困難です。
■毛根台紙について
毛根台紙は常に改良しており、最新の台紙はワインレッド色のものです。接着の強さも異なるので、なるべく最新の台紙をお使い下さい。
*尾根部の汚れがひどい場合、耳の内側の毛が検査に利用できます。採取時には怪我の無いよう十分お気をつけください。
■その他の特殊な材料
- 精液や肉、血液などでもDNA型や遺伝的不良形質および遺伝子型の検査をすることができます。
- 詳しくは遺伝検査部(027-269-2441)までお問い合わせください。
■毛根の採取手順を説明します
(毛根採取ビデオを見る)。※動画の再生には「ウィンドウズ メディアプレーヤー」が必要です。
- DNA型検査には、毛根が必要です。
- 検査用の毛は抜き採って下さい。切った毛には毛根が付いていません。
- ブラシについた毛は検査に適しません。
- 毛根部の状態、量などにより十分な検査結果が得られないと判断した場合、再度毛根の送付をお願いすることがあります。
試料の再送付をお願いする主な理由は以下の3つです。
- 汚れていた。
- 本数が少なかった。
- テープの粘着部に毛根を貼ってあった。
■血液を送付する場合
- フリーマーチンの判定は、雌の血液中の雄のDNAを検出することにより血液キメラを確認するので、血液が必要です。
- 大型連休直前、年末年始の送付は避けて下さい。
■その他の特殊な材料
- 精液や肉などでもDNA型や遺伝的不良形質の検査をすることができます。
- 詳しくは遺伝検査部(027-269-2441もしくは027-269-2454)までお問い合わせ下さい。
■血液型検査の廃止について
- 平成19年4月1日をもって血液型検査は原則として中止しました。