検査の正確性
他機関との比較
親子判定検査やトレーサビリティ検査において、その検査結果がお客様に与える影響はとても大きなものであると理解しています。そのため、我々のDNA型タイピング技術が正確であることを第三者機関が証明することが必要だと考えています。
国際比較同定試験(Comparison Test)といわれる国際動物遺伝学会(ISAG:International Society of Animal Genetics)が隔年で開催する試験に参加しています。これは、登録している各国の検査機関の間で、同じDNA検体、同じDNAマーカーを用いて、タイピング能力が一定水準以上であることを確認する試験です。 この試験に参加する意義は、以下の3つです。
- 既存の手法の正確性確認
- 動物種ごとに有効なDNAマーカーの精査、検証
- 新技術の情報共有、開発、有効性検証
この比較同定試験には、イヌでは2002年から参加しており、検査精度を高め続けています。
イヌの国際比較同定試験
直近の試験:2020-2021
- 参加機関数:74
- 正解率:100%